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【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】
[463]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/08/24(月) 21:52:41 ID:???
一方、二人を抜き去った妹紅はバイタルエリアに入ると同時に小さくボールを上空へと上げた。
その光景にオータムスカイズの一同は一体何をするつもりなのかと首を傾げるつつ。
しかし、DF達はシュートを防ぐために壁を作り身構える。
妹紅(……最初は遊びのつもりだったけど、ちょいと事情が変わったね)
上空から落ちてくるボールを見つめ、妹紅は両手をもんぺのポケットへと突っ込みつつ一人ごちる。
団体競技を好まないと言っていた妹紅だが、そもそも何故団体競技を好まないのか。
その理由の一つは、彼女が里の人々など他者と余り関わろうとしていなかったからである。
ある理由によって他者と"時間"を共有出来ない彼女にとって、他者との交わりは残酷なもの。
だが、その考えも、かつて彼女のよき理解者である上白沢慧音。
そして、この試合を始める直前に言われた反町の言葉によって……何か切欠を持ったのか。
少しだけ、変えてみようかというような気を妹紅はしていた。
妹紅(……少しだけ、変えてみよう。 何、私にとっちゃ刹那の時間さ。
それでやっぱり駄目なら……今の通りにすればいい。
……慧音の為に、ちょっとだけ本気を出す)
ボバッ!!
心の中で妹紅が何かを決意した瞬間、その背中に巨大な炎の翼が出現した。
反町「なっ!?」
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0ch BBS 2007-01-24