※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】


[762]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/27(木) 23:11:23 ID:???
観客「うおおおおおおお!本当に勝っちまいやがった!」「しかも3−0だぞ!?圧勝じゃねぇか!!」
「いいぞ、オータムスカイズ!そのまま一気に優勝しちまえ!!」「明日の試合は女房を質に入れてでも見に行かなきゃな!」

試合が終わると同時に反町の身に襲い掛かる疲労感と、観客の大きな歓声。
ふらふらと思わず倒れこみそうになる体を気合を入れて真っ直ぐ立たせつつ、反町は空を見上げる。
ベジータの作り出したパワーボールは既に消え去っており、そこにはドームの天井があるのみだが……。

反町(勝った……これで、決勝進出……! ようやくここまで、こぎつけられたんだ!)

改めて自分の中で決勝に進出したという事実を噛み締め、小さくガッツポーズを取る。
地霊アンダーグラウンド、西行寺快食の会、そして今日の歴史と半獣人里の会。
全て、何れも強敵との戦いばかりであった。
一歩間違えていれば、ここにこうして反町が立っている事も無かっただろう。
だが、それでも、反町一樹は――オータムスカイズのメンバーは、ここにこうして立っている。
全ての試合を勝ち抜き、ようやく決勝まで駒を進めたのだ。

振り返れば妖精達は全員で抱き合いながら跳ね飛んで喜んでおり、椛とにとりはハイタッチ。
橙と静葉は笑いあいながらお互いに喜びの言葉を口にしており、チルノは大妖精の背に圧し掛かり大きくガッツポーズを取っている。
ベンチでも、穣子とリグルが力強くハイタッチをしているのが目に飛び込んできた。

慧音「おめでとう、反町君」
反町「! 慧音さん……」

反町もその光景を見て思わず表情を綻ばせていると、不意に慧音が近づいてきた。
既にパワーボールも無くなっている為に慧音の頭からは角が消え去っており。
服、そして髪の色も蒼へと戻りトレードマークの五重塔帽子もつけられている。


0ch BBS 2007-01-24