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【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】
[84]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/08/19(水) 22:34:15 ID:???
>橙の走力→ スペード8 (カードの数値)+(俊足+4)=12
>反町の走力→ ダイヤ2 (カードの数値)=2
>九尾の狐の走力→ ダイヤ4 (カードの数値)+(獣+2)=6
>≧0→見事逃げ切った! 悪運は強いぞ、反町!
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無我夢中で走る事数分、いい加減息も切れ掛かっている反町の横を軽く流すように走りながら。
橙はしきりに後方を確認し、狐が追ってきていないか警戒していた。
人よりも数倍は出来のいい耳をピクピクと動かし、足音が聞こえないかを確かめ。
実は犬と同じくらい優れている鼻を使い、新たな妖怪がいない方向へと反町を導く。
橙(……大丈夫! ここまで来たら、もう平気!)
橙「反町さん!」
反町「ひっ、ひっ……ん、な、なんだ橙?」
橙「大丈夫です、もう追ってきてません! 足音も聞こえないですから!」
反町「……そうか」
橙にそう声をかけられると、盛大に息を吐きながら反町は地べたへと座り込んだ。
この幻想郷に来て、はじめてかもしれない生命の危機。
なんとか脱する事が出来たのは、ひとえに橙のお陰だ。
慌てていていつもより速い走りが出来なかった反町の手を引き、導いてくれた橙。
彼女がいなければ、反町はあの九尾の狐にあっという間に追いつかれていただろう。
反町「ありがとう、橙。 お陰で助かった」
素直に橙に礼を言う反町だったが……。
しかし、礼を受けた橙はどこか不満そうに唇を突き出し、腕を組んでそっぽを向いている。
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0ch BBS 2007-01-24