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【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】


[996]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/29(土) 23:58:56 ID:???
>紫、プレゼンテーション→ スペード9 =三大会を廃止、定期的な大会を開かず。大々的な大会を幻想郷に点在する勢力主催でやる
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阿求「……確かに、定期的に行っているのがマンネリの大きな原因ではあると思いますが」

果たして、点在する勢力主催と書いてあるその勢力が本当にやる気を見せてくれるでしょうか?と阿求は問いかける。
幻想郷に存在する大きな勢力とは――紅魔館、白玉楼、八雲一家、永遠亭、守矢神社、地霊殿。
あと、最近は何やら空に宝船が見えると何かと話題に上っている。
もしかしたらその宝船の持ち主も、この勢力の一つとして挙げられるようになるかもしれない。
しかし、この勢力の持ち主は何れも揃って偏屈・或いは我侭のどちらか。
まだ守矢神社と地霊殿の主はマシかもしれないが、それ以外は本当に厄介な人たちばかりである。
阿求の心配事を……それでも、紫は笑顔で返しながら言う。

紫「大丈夫ですわ。 私を含め、何れの主人達も散々退屈をしている筈。
  むしろ我こそがと大会の主催に名乗りを上げる筈ですわ。
  もしも心配なら、私が第一の大会の主催をしてもいいくらい」
阿求「……私の一存では決めかねます。 本日、役員達を集めて会議をしますので」
紫「それで結構ですわ」

阿求の返答を聞いて満足をしたのか、紫はお邪魔しましたわとだけ言い残し。
そのままスキマを作り出して阿求邸を去っていった。

八雲紫。

胡散臭いスキマ妖怪にして、何年、何千年生きているかもわからない長命な妖怪。
彼女の心の中にあるのは、幻想郷の――そして、幻想郷サッカー界の事。
ただそれだけ。

紫(平穏無事と、怠惰な日々は似て非なるもの。
  果たして私が考えたあの制度――あの異変を解決するのは、やっぱり博麗の巫女か。
  それとも、私が拾ってきたあの凡夫か)

                                紫の章 終わり


0ch BBS 2007-01-24