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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[116]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/08/25(火) 23:35:51 ID:???
幽々子の真後ろに控えた幽霊GKが口?を開いた。
幽霊GK「西行寺殿、戯れでもそのようにされては……」
全員『(何ィ!? 喋っただとォ!!?)』
真夏の雪とか、熱帯域でもないのにバナナが育つのを見た、そんな衝撃的な気分でメンバーが瞠目する。
焦れて見かねた役員が声を出した。
役員「あの、そろそろ移動してもらわないと……」
松山「! す、すみませんっ」
不測の事態の連発で時間の感覚を狂わせてた松山は、すぐ役員の指示に従った。
フィールドに向かう途中で、一歩進むごとに現実が圧し掛かってくる。その度に足取りが鈍くなる。
松山「(7人……しかもGKは急造。このままじゃ最初の五分で逆転されかねない……)」
楓「(キャプテン、キャプテン。ちょっといいかな?
ちょっくら私が不在の連中探してくるよ。文には全然敵わないけど足には自信あるしね)」
松山「(! そうだな……楓さん、頼む……!)」
交わした会話はそこで途切れて、風が駆け抜けた。
言った通り射命丸には及ばないが、スタジアムの限られた空間内でなら短時間の成果を期待できる楓の俊足。
楓の消えた先に、祈る気持ちを向けてから、松山は残るメンバー達とフィールドへ向かった。
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0ch BBS 2007-01-24