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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[144]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/08/27(木) 23:19:22 ID:???
B 射命丸さんにボールを渡して時間稼ぎだ!
ボールを受け取ったものの、松山には判断に要する時間など殆ど与えられなかった。
背骨が軋む程、叩きつけられたプレッシャーはレミリアのもの。
雨の影響は抜けたが、消耗したところに巡ってきたこの好機を前に、吸血鬼嬢は餓えまでも見せていた。
松山「……くそっ!」
逃れるようにパスを送る。
小悪魔達の間を縫うようなパス。チームで、幻想郷で最速の射命丸にボールが渡った。
松山から指示は出なかったが、この状況下、射命丸には意図はしっかり伝わっていた。
射命丸「(のらりくらりと時間稼ぎねえ……仕方ないわね。冬の妖怪も無理な注文聞いているしね)」
そこからの射命丸は、左サイドから転進、中央へ向けてドリブルしたかと思えば
急停止、神速の返しで時には自陣へ方向転換したり。自慢の快足を惜しみなく使って、ピッチを駆け回った。
咲夜がすかさず味方に指示を与える。
咲夜「時間を稼ぐつもりよ! 天狗に攻める気がないなら妹紅もプレスに加わって!」
妹紅「ああわかったよ。みすみす思うようにはさせないさ」
射命丸のスピードを前に、やがて中盤の小悪魔達も単独では捕まえきれないと気付いて
上がってきた妹紅も加えて、射命丸をじりじりと包囲し始めた。
パスを……と思っても、レミリアとパチュリーが隙無く構えている。自陣バックパスは危険すぎる。
射命丸は嘆息。一度足を止め、より速く疾走する為のクラウチングスタイルに切り替えた。
射命丸「すぅ……はぁ……よし、行きますよ」
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0ch BBS 2007-01-24