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1- レス

【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】


[248]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/02(水) 22:43:46 ID:???

疾駆する鈴仙は、火の翼を現出させた妹紅にも怯まず、赤く輝く瞳を向けた。
亜光速で狂わせる狂気の瞳を。
だが、妹紅は一度動きを止めた後、すぐ再動して、突撃してきた。

鈴仙「え……」
妹紅「甘い甘いっ。そのッ程度で狂いやしないんだよ私は」

永く永く重ねた年季を一瞬覗かせ、妹紅はボールを正面から奪い取った。
正反対の反応を見せる観客達……紅魔館サイドと、守矢サイド。
そのどちらでもないが、守矢と同じ様に、攻撃失敗を残念がる一団があった。

てゐ「あ〜あ。勢い込んでた割にだらしないなあ鈴仙ちゃん」

その団体の多くが兎耳を生やした少女達。
中でも、一際目立つ黒髪の、人間に幸運をもたらすと言われる因幡てゐがあからさまに落胆してみせた。

輝夜「だけど……いつか私が看病するって言った時みたいな目じゃなくなったわね」

てゐに答えてから、月の姫は、悔しがる鈴仙と……彼女からボールを奪った妹紅を瞥見した。
飽きる程見てきた横顔だが、こうして決勝で活躍するのを見てると……胸に芽生えてくる強い感情が。

輝夜「(むしゃくしゃするわ。いいこと思いついた帰りがてら竹林に討ち入りしよう!)」
てゐ「(なんて思ってる顔したら、医務室まで来なさいだったけ。言って来よう〜っと)」



0ch BBS 2007-01-24