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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[368]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 20:17:45 ID:???
咲夜「中盤に私を加えてトリプルボランチに? これでは白黒や天狗に……」
パチュリー「私がパスを、咲夜がドリブルを未然に防げば、魔理沙達までボールは届かなくなる。
どのみち貴女がいてもブロックやゴール前の競り合い、守備じゃ分が悪いからね。そして……」
パチュリーが、咲夜にかがむよう言ってから、そっと耳打ちをする。
一瞬、驚いた咲夜も恭順の姿勢を見せたことに安心して、パチュリーは一人黙って突っ立ってる助っ人を見る。
咲夜がまた驚き顔をして止めようとしたのを押し返して、ポブルセンの側へ向かい話しかけた。
ポブルセン「……オレに何か用があんのかよ」
パチュリー「あるわ。あちらの……松山に突っ掛かるのは、やるだけ無駄よ。貴方じゃ勝てない」
ポブルセン「何……だとォ!!? もういっぺん言ってみやがれ!!!」
掴み掛かってきたポブルセンだが、その鼻筋をナイフが掠めた。咲夜が側に控えていた。
それでも憤るポブルセンを静かに見つめながら、パチュリーは言い聞かせるように言葉を紡ぐ。
パチュリー「対決して分かった。認め難いでしょうけど、あの外来人は貴方より一段高いところにいる」
ポブルセン「あんな東洋のちんくしゃジャパニーズ風情が、ドイツで揉まれたこのオレより……!?」
パチュリー「そうは見えないでしょうね。だけど等価交換は世の理。それだけの代償を彼は払ってる筈よ。
とにかくレミィのいない今、貴方には攻撃に専念してもらいたいの」
半ば乞う形で言ってはみたが、ポブルセンは苦虫を噛み潰した顔したまま無言。
伝えることは伝えたと、パチュリーは軽く咳き込み、咲夜に付き添われながら……ポジションについた。
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0ch BBS 2007-01-24