※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】


[368]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:17:45 ID:???

咲夜「中盤に私を加えてトリプルボランチに? これでは白黒や天狗に……」
パチュリー「私がパスを、咲夜がドリブルを未然に防げば、魔理沙達までボールは届かなくなる。
      どのみち貴女がいてもブロックやゴール前の競り合い、守備じゃ分が悪いからね。そして……」

パチュリーが、咲夜にかがむよう言ってから、そっと耳打ちをする。
一瞬、驚いた咲夜も恭順の姿勢を見せたことに安心して、パチュリーは一人黙って突っ立ってる助っ人を見る。
咲夜がまた驚き顔をして止めようとしたのを押し返して、ポブルセンの側へ向かい話しかけた。

ポブルセン「……オレに何か用があんのかよ」
パチュリー「あるわ。あちらの……松山に突っ掛かるのは、やるだけ無駄よ。貴方じゃ勝てない」
ポブルセン「何……だとォ!!? もういっぺん言ってみやがれ!!!」

掴み掛かってきたポブルセンだが、その鼻筋をナイフが掠めた。咲夜が側に控えていた。
それでも憤るポブルセンを静かに見つめながら、パチュリーは言い聞かせるように言葉を紡ぐ。

パチュリー「対決して分かった。認め難いでしょうけど、あの外来人は貴方より一段高いところにいる」
ポブルセン「あんな東洋のちんくしゃジャパニーズ風情が、ドイツで揉まれたこのオレより……!?」
パチュリー「そうは見えないでしょうね。だけど等価交換は世の理。それだけの代償を彼は払ってる筈よ。
        とにかくレミィのいない今、貴方には攻撃に専念してもらいたいの」

半ば乞う形で言ってはみたが、ポブルセンは苦虫を噛み潰した顔したまま無言。
伝えることは伝えたと、パチュリーは軽く咳き込み、咲夜に付き添われながら……ポジションについた。



0ch BBS 2007-01-24