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1- レス

【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】


[666]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/17(木) 23:09:04 ID:???

B 霊夢・レミリア


松山「(みんな……イーグルス側のエリアにいるな)」

ざざっとメンバーの所在を見回すと自陣深くに集まっていた。
スカーレットムーンズのFKを防ぐので下がってたからだろう。そちらへ歩きながら、その途中に……
センターライン沿っての右に7~8m程の場所で、紅紅白のバランスの二人を見つけた。

松山「霊夢さん? それに……レミリアさんも」
レミリア「あら、私達に引導を渡してくれたキャプテンのお出まし……ちょっと霊夢!?」

隙を見てそそくさと離れようとしてた霊夢を、レミリアが見咎めて鋭く呼び止める。
ばれちゃしょうがないと霊夢は足を止め振り返るが、その顔には私は早く休みたいとくっきり浮き出ていた。

霊夢「ばれちゃしょうがないわね。でも私は早く休みたいの!」
松山「(あぁ……口にも出すんだ)」

松山が若干乾いた笑いを浮かべると、タイミング良くレミリアがしみじみ呟いた。

レミリア「休みたいなら私が一番よ。雨は降るわ霊夢は堅いわで立ってるのもしんどいのよ?
     なのにやれやれ。長年付き合ってきた白黒の苦労だって、少しは労いに値するのかしらね」
霊夢「吸血鬼と生身の人間の回復力を一緒にされちゃ困るっての……話があるならさっさとして」

レミリアは、霊夢のぷちぷち文句を軽く聞き流しながら、顔は松山に向けてくる。
ここに来たなら苦労を半分背負って何か話題振りなさいと、紅い瞳が雄弁に語っていた。

松山「(話すことか……改まるとすぐには出ないなあ)」



0ch BBS 2007-01-24