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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[680]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/09/18(金) 00:59:22 ID:???
たった一瞬、たった一言の返しで、松山は言いたかったことを残らず潰されてしまった。
そこでレミリアが、今度は若干の理解を示した瞳を松山に合わせて、静かに語る。
レミリア「霊夢の言ったことで察せたみたいね。松山光。
この幻想郷の法では、人間の殆どは人里、妖怪が暴れられないルールが設けてある場所で暮らす。
でも、逆に言えば……人間が安全に暮らせるのはそこだけよ」
霊夢「だけどあいつは人間の里で暮らしてないし、紅魔館で住みながら吸血鬼の怒りを徒に煽った。
おおかた悪魔の契約が絶対と知って、サッカーに自信があるぶん、気を大きくしてたんでしょうね」
だけど、その結果は……と霊夢が言ったことで、松山も理解した。
ポブルセンの足元、地盤は今にも崩れかけで、このままだと彼の命の火はあっさり吹き消されてしまうことになる
松山は、ポブルセンのことは気に入らなくても、それだけは見過ごせないと口を開くが、先手を打たれる。
レミリア「――1日だけ待つわ。契約もまだ履行中だし。
幻想郷に召喚されても、何にも見向きしなかった奴に猶予を与えても無駄と思うけど。
もしあの男の救命がお望みなら、それだけの対価でも揃えて紅魔館にいらっしゃい」
そう言って、レミリアは今度こそ足を止めず、紅魔館のベンチでメイド長と語らいつつ姿を消した。
向かう先は控え室か……
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0ch BBS 2007-01-24