※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】


[759]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/20(日) 21:43:49 ID:???

視線の主は? →  ダイヤA
ダイヤ→ 蓬莱山輝夜



松山「視線を感じたと思ってここまで来たらそんなことはなかったぜ……だよ」

こんな形で困った声を出すのも珍しいと思いながら……松山は途方にくれていた。
現在、彼の目前には、麻糸で織られた立派な畳の上で寝そべる姫君の御姿が在った。
観客席にどうして畳が設置されてんだとか、突っ込みどころ満載だが、最大の焦点は寝転んでる彼女自身だ。

松山「(茶店で俺の金で食べまくったあの人……だよな?
     ……それにしてもやっぱり綺麗な黒髪……触ってみた……いやいや! 動かないけど大丈夫なのかな)」

しかし松山が一歩近寄ってみると、ぴくっと肩が揺れたので意識はあるようだ。
また存在にも気が付いてるのだろう。それならばと恐る恐る声をかけてみる。

松山「あの……」
輝夜「何よ……五月蝿い。
    永琳が引継ぎや整理があるから因幡全員連れて医務室行くけど、私には絶対来るなみたいに言うし……
    因幡は転ぶし吸血鬼はMVPだし暑いしうざいしあ〜もうやる気なくした。だるい〜」

動きたくない〜、と怠惰を極めたような声音で輝夜はうだっている。
いよいよ対応に困る松山だが、それでも目の前にいるのは永遠亭の姫君。
そして松山は守矢イーグルスのキャプテン。パデキアを用いて永遠亭と取引する方針なチームのキャプテンだ。
肝心の永遠亭のお姫様を前に、挨拶もなく素通りするのもまずいかと思われた。しかし……

輝夜「ぐやややー」
松山「(……どうしよう、すごくどうしよう)」



0ch BBS 2007-01-24