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【そして美味は】キャプテン霧雨27【吹っ飛んだ】


[517]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/09/04(金) 00:31:34 ID:???
チャレンジャー→ クラブA
>>勇儀


萃香「そんじゃ、いいよー!」

萃香の掛け声と共に歩いてきたのは、大柄の女性。
それがただの女性でないことは、その頭に生えている長い角が証明していた。
彼女は右手の杯から酒を飲むと、にぃっと笑って浅海へさらに踏み出してくる。

勇儀「…アンタかい?萃香が取った弟子ってのは?」

(2)浅海「あっ……は、はいそうですけど……ええと、あなたは?」

勇儀「私は星熊 勇儀………萃香と同じ、鬼さ」

その一言に、浅海の目の前は真っ暗になった。
人間ならまだマシだった。しかし、目の前の存在は戦わずとも分かる化物。
己が師とまともにやり合える存在だと理解できたからだ。

(2)浅海「(ぐっ……でも、師匠の前で引けない…!)」

勇儀「(ほぉ…中々にいい目をするじゃないか。萃香が目をつけるのも分かるねぇ…)
    んじゃ、私は酒を飲みつつ戦うから…まぁそうだね。1発でも私に攻撃を当ててきな」

(2)浅海「1発……ですか?」

勇儀「そうさ。それでアンタの勝ち。……なぁ!萃香もそれでいいだろ?!」

萃香「おっけーーー!!んじゃ、その弟子を可愛がってあげて頂戴な。酒を飲んでるから」

崖の上に座り込み、瓢箪に口をつける萃香。傍観者に徹する構えである。



0ch BBS 2007-01-24