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1- レス

【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[111]TSUBASA DUNK:2009/09/03(木) 09:41:53 ID:AtEslND6
だから今度はお前が俺の踏み台になりやがれ、と口悪く言う武藤からは悪意が感じられなかった。
半分は本音であろうが、もう半分は高砂のように純粋に翼の成長を助けようとしているのだろう。
彼もまた翼の成長が海南の生き残りに不可欠と分かっているのだ。

武藤「ほらほら、しゃべってる暇があったら練習するぞ」

翼「はい!」

武藤のブロックは高さこそ陵南の魚住や翔陽の花形に劣るものの、技術では県大会でも上位に
喰い込むだけのものがあった。武藤のブロックを前に、翼のシュート精度が落ちていることは
明白だった。

翼(くそっ、なんでこんなに入らなくなるんだ?)

武藤「お前はブロックを意識するあまり、肘が外に開く癖がある。前に人がいるから怖いのかも
   しれないが、それじゃシュートは入らないぜ」

翼「肘、ですか?」

武藤「そうだ。まずフリーで打ってみろ」

武藤に促されるまま、ゴール下のシュートを決める。

武藤「同じフォームで打てよ」

今度は武藤が前に立つ。翼は武藤に言われたことを意識して、フォームを確認しながら打つ。

スパッ!


0ch BBS 2007-01-24