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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[295]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:27:46 ID:???
ある日、ひとりの先輩が翼に声をかける。

先輩「なあ、お前って中学時代すごい選手だったんだろ?俺にカッコいいシュート決め方を
   教えてくれないか?」

翼「カッコいい……ですか?」

先輩「そうだ。女にモテそうなのを頼むぜ」

さわやかに言い放つと、お世辞にも整っているとは言えない個性的な顔にかかったサラサラの
前髪を左手でかき上げる。

翼「じゃあ、とりあえず亀田先輩のシュートを見せてもらえますか?」

先輩「おう!あと、俺のことはみんなと同じようにガメラって呼んでいいぜ」

翼(なるほど、そんな顔をしているわ)

先輩「名字が『亀』田だからな」

翼「ははは……じゃあ、シュートを見せてください」

ボールを蹴らせる。その蹴り方はまるで初心者だった。足の甲のど真ん中で蹴ったボールは
軌道が安定せず、同じところを狙っているはずなのに蹴る度に違う方向に飛んで行った。

翼「ボールを蹴る時は、もう少し足の内側で蹴るといいですよ。少し親指を立てぎみにして」

ガメラ「こうか?」

翼「いや、立てるのは手じゃなくて、足の親指です」


0ch BBS 2007-01-24