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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[296]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:28:51 ID:???
翼の指導が良かったのか、ガメラは数日でメキメキ上達した。(それでも上手い中学生程度だが)

翼「ガメラ先輩は左利きだし、シュートだけならかなりの武器になりますよ、きっと」

ガメラ「へへっ……そうか?じゃあ、このシュートを決めればモテるかな?」

ガメラが左足のインサイドで蹴ったボールは右に曲がりながらゴールに吸い込まれていく。

翼(ニコッ)

その様子を見ていた先輩たちが翼のところに殺到する。「自分も上手くなり(モテ)たい」と。
翼は先輩達の要望を聞きながら、それぞれに必要な技術を教えていく。きちんとした指導を
受けたことがなかった者ばかりだったのだろう、見る見る上達していった。最初は遠巻きに
見ているだけだった同級生達もその輪に加わり、翼によるサッカー教室状態になっていた。

部員たちは自分たちが上達していることを実感し、素直に喜んだ。

翼(俺もサッカーを始めた頃はこんな風だったよな。新しいことを覚える度に喜んだっけ)

引退する頃、先輩たちは翼に言った。「お前のおかげで上手くなれたよ。ありがとう」と。

翼「いえ……(俺の方こそ)」

今まで出来なかったことが出来るようになる楽しさ、そして、先輩たちとサッカーをすること
そのものの楽しさを思い出させてくれてありがとうございますとは照れくさくて言えなかった。


0ch BBS 2007-01-24