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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[306]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 23:41:19 ID:???
出来ればそのパスで相手キーパーの体勢を崩せればと蹴った一之瀬は思っていたが、南葛の
GK一条は冷静にボールを見送り、新田のシュートに備える。

一条(新田はシュートでくる。間違いなく、隼シュートで!)

小学生時代から同じチームで活躍してきた一条には新田がどう動くか分かっていた。そして、
新田も一条がシュートを読んでいることは分かっていた。

新田(すみません、翼さん。たぶん、ドリブルで仕掛ければ点が取れる確率は高いのは分かって
   いるんです。でも、コイツとは一度でいいからきちんと勝負しておきたいんです!)

翼は新田が熱海温泉高校に入学してきた時のことを思い出していた。

翼(新田は言ってたっけ。「高校では違うチームに入って、一条と勝負がしたい」って)

それを聞いた翼は2人に自分とブラジルで活躍する森崎の姿を重ねた。そして、もう森崎から
ゴールを奪えないかもしれない自分の代わりに新田に一条から点を取らせてやりたいと考える
ようになったいた。

翼「新田!思いっきり、撃てぇええええ!!!」

翼の声が聞こえていたかは分からないが、新田はそのままシュートの体勢に入った。

新田「くらえ、一条!これが俺のノートラップランニングボレー隼シュートだ!!」

一条「こいッ!!」

新田の脚がものすごいスピードでボールを捉える。


0ch BBS 2007-01-24