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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[341]TSUBASA DUNK:2009/09/21(月) 02:18:48 ID:Ovft1v0E
ほんの一瞬だったが、当時の武藤を思い出し、苦笑する高頭監督。

高頭(あの頃は変な癖がついていて修正するのが大変だったな。女好きなところはさすがに
   直せなかったが)

コート上では池上がドリブルで抜きにかかったところだった。苦手な攻めであったが、池上の
ドリブルはサマになっていた。相手が武藤ということで余裕があったのかもしれない。

武藤(ナメんじゃねえ!!)

しかし、この時の武藤は気合いが入っていた。彼もこのプレーの重要性が分かっていたのだろう。

武藤(俺をここまで育ててくれた高頭監督の恩に報いられないでどうすんだよ!)

どうしようもないくらい下手くそだった武藤が神奈川の王者・海南バスケ部でレギュラー争いに
加われたのは全て高頭監督の指導の賜物である。しかし、それでもレギュラー争いに敗れた。
しかも、今年入ってきた初心者の1年に。

武藤(ここで仕事が出来なけりゃ、俺はただのお荷物じゃねえか!)

絶対に止める、その気持ちが武藤を突き動かす。

池上(コイツ……こんなに上手かったか!?)

技術ではない。武藤は気迫で池上からボールを奪う。

高頭(宮益先輩。あなたが連れてきた変な男は海南に必要な男になりましたよ)

高頭監督は目頭が熱くなるのを感じた。


0ch BBS 2007-01-24