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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[42]TSUBASA DUNK:2009/08/31(月) 11:01:35 ID:E8Tj/Wgk
>>41 乙に感謝です!

***
月曜日。

翼たち生徒が学生の本分である授業を受けている頃、バスケ部監督の高頭は校内の一室にいた。
平衡感覚を失いかねないほどふかふかの絨毯が敷かれ、高級家具店でしか見たことないような、
見るからに高級な皮ばりのソファと、それにつり合うテーブルが広い部屋の中央に置かれていた。

???「まあ、そこに掛けたまえ」

先にソファに腰掛けていた高頭よりも一回り年上に見える白髪の人物がそう促す。

高頭「……はい。失礼いたします」

極上に柔らかい絨毯の感触が、歩くたびに高頭からこれが現実であることを忘れさせそうになる。
地震の最中に歩いているかのように頼りない足取りでなんとかソファまでたどり着く。

???「さて、要件は分かっているね。昨日の試合の結果についてだ」

高頭「はい」

???「最初は控え中心のメンバーで試合に臨んだという噂は聞いている。だが、私は試合の
    内容や過程に興味はない。大切なのは結果だ」

高頭「はい」

???「バスケ部には一番、投資している。それは部員に、そして高頭くん、キミにも期待
    しているからだよ」

高頭「申し訳ありません」


0ch BBS 2007-01-24