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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[443]TSUBASA DUNK:2009/09/28(月) 19:30:15 ID:Ps9EPYfY
魚住(あの時は曖昧に返事をすることしか出来なかった。ただ、こんな自分のことをそこまで
   信頼してくれる田岡監督に申し訳なくて、でもどこか嬉しくて俺はバスケを続ける決意を
   した。不思議なことに俺はそれからバスケを辞めたいと思うことはなくなった)

順調に実力をつけた魚住は、1年の夏にはゴール下ではチームの誰よりも存在感を示していた。
県大会でもほとんどの選手を相手に有利に試合を運んだ。魚住と互角以上にやり合えたのは
練習試合で戦った海南と、県大会の予選トーナメント決勝で敗れた翔陽のセンターくらいだった。

魚住(監督は言った。「アイツらは3年だ。残念だがリベンジの機会はないかもしれん。お前の
   ライバルは翔陽の1年の花形、そして海南の高砂の2人だ」と。その言葉を心に刻み、俺は
   そいつらに負けないようさらに練習に励んだ。だが、ライバルはもう1人いた)

田岡(赤木との出会いは嬉しい誤算だった)

初めての対戦で魚住は自分よりも小さい赤木に完璧に抑えられた。ショックだった。赤木に
「ただデカいだけ」と思われているような気がして。

魚住(赤木のプレーの良さは花形や高砂の技術や上手さとは違った。俺と正面からぶつかって
   負けないフィジカルとパワー。それだけじゃなく、しっかりとした基礎に裏付けされた
   技術も持っていた。バスケを始めてから初めて思った。コイツはすごい、と)

湘北との試合を機に、赤木に自分の存在を認めさせることが魚住のモチベーションになった。
練習して自分の成長を実感しても、まだ赤木には足りない、赤木はもっと成長しているかも
しれないと満足することはなかった。その繰り返しが魚住をここまで成長させた。


0ch BBS 2007-01-24