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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[527]TSUBASA DUNK:2009/10/01(木) 01:35:27 ID:45At+EbQ
>武藤の競り合い→  クラブ5 +(競り合い)53=58
>福田の競り合い→  ハートJ +(競り合い)47=58
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が=0→さらに競り合いに……

先にボールの軌道に向かって動いたのは武藤だった。

高頭「武藤の球際の強さは海南でもトップクラス……いや、県内でもトップクラスだ!」

武藤がボールをキープすることを確信する高頭監督。しかし……

福田(こんなさえない奴に負けるか!)

福田はそんな武藤に物怖じすることなくボールに突っ込んでいく。武藤のことを見た目で判断し
ナメていた。それが良い効果につながっていた。

田岡(そうだ、福田!武藤など怖くはない!!)

福田は気の強そうな見た目とは裏腹に繊細で傷つきやすい、精神的に脆いところがある。相手が
格上だと思うと縮こまってしまうこともあった。そのくせ、仙道や越野、植草たち同級生には
決して負けないと、何かと競いたがる負けず嫌いなところもあり、田岡監督もその正確を手に
余らせていた。

そんな福田なので、武藤を格下に見たことで持ち前の粘り強さを十分に発揮し、先にボールに
反応した武藤に必死で喰らいつく。結果、ボールは2人の手から離れ、再びこぼれ球になる。

武藤「なにィ!?」

福田(くっ……これじゃ誰もホメてくれない)


0ch BBS 2007-01-24