※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[689]TSUBASA DUNK:2009/10/05(月) 19:03:31 ID:FoRx+Sr+
高頭(さて、どうしたものか……)

今後の展開を思案しながら、帰ってきた選手たちの顔を見渡す高頭監督。

高頭「そう気を落とすな。点差はたったの4点じゃないか(とは言っても、この10分間の
   陵南の攻撃は点差以上に精神的にくるわな)」

黙ったままの部員達の前でゴホンとわざとらしく咳をすると、高頭監督は再び口を開く。

高頭「いいか、陵南側もここから厳しくなってくる。なぜなら仙道と魚住をここまで一度も
   交代していないからだ」

一同「「「あっ!!」」」

高頭「気付いたか?海南を相手に30分間ずっと闘い続けたんだ。それなりに消耗しているに
   違いない。恐らく、このタイムアウトでどちらか、もしかしたら2人とも交代してくる
   かもしれんぞ。そして、交代しなければラスト5分は燃料切れでベンチだ」

牧「そしたらインサイドから攻め放題ですね。SFは池上あたりが入るにしても、センターで
  勝負をかければ……」

高頭「そういうことだ」

翼「相手の弱点を突くんですか……そんなことをしなくても総合力でも負けないんじゃ?」

牧「翼、あそこに何があったか覚えているか?」

牧が指さしたのは観客席の一角。先週まで「常勝」の旗が掲げられていた場所である。

牧「海南の選手なら甘えたことを言うなよ」


0ch BBS 2007-01-24