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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】
[689]TSUBASA DUNK:2009/10/05(月) 19:03:31 ID:FoRx+Sr+
高頭(さて、どうしたものか……)
今後の展開を思案しながら、帰ってきた選手たちの顔を見渡す高頭監督。
高頭「そう気を落とすな。点差はたったの4点じゃないか(とは言っても、この10分間の
陵南の攻撃は点差以上に精神的にくるわな)」
黙ったままの部員達の前でゴホンとわざとらしく咳をすると、高頭監督は再び口を開く。
高頭「いいか、陵南側もここから厳しくなってくる。なぜなら仙道と魚住をここまで一度も
交代していないからだ」
一同「「「あっ!!」」」
高頭「気付いたか?海南を相手に30分間ずっと闘い続けたんだ。それなりに消耗しているに
違いない。恐らく、このタイムアウトでどちらか、もしかしたら2人とも交代してくる
かもしれんぞ。そして、交代しなければラスト5分は燃料切れでベンチだ」
牧「そしたらインサイドから攻め放題ですね。SFは池上あたりが入るにしても、センターで
勝負をかければ……」
高頭「そういうことだ」
翼「相手の弱点を突くんですか……そんなことをしなくても総合力でも負けないんじゃ?」
牧「翼、あそこに何があったか覚えているか?」
牧が指さしたのは観客席の一角。先週まで「常勝」の旗が掲げられていた場所である。
牧「海南の選手なら甘えたことを言うなよ」
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0ch BBS 2007-01-24