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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[940]TSUBASA DUNK:2009/10/23(金) 15:22:02 ID:???
〜「グラップラー凉子」ここまでのあらすじ〜

徳川翁より第2回最強トーナメント出場を打診された凉子は、アルデバランなる男との試合で
グレートホーンという居合いに似た技に苦戦。ピンチの中、それをカウンターに応用した技を
覚えるが、結局負けてしまう。それでも最強トーナメントへの出場権は獲得し、試合に向けて
現在も鍛錬を積んでいる。

***
第2回最強トーナメントを2ヶ月後に控えたある晩。凉子は地下闘技場に出場していた。なんの
実績もない凉子の名前を売るために特別に徳川翁が機会を設けてくれたのだ。

凉子「で、今日の相手は誰なの?」

凉子以外に使用する者がいない女性用の控室で徳川翁に尋ねる。

徳川「もうすぐ『ここ』にくる。待っていなさい」

凉子「ここって、女子更衣室!?女の子なの!?」

徳川「そうじゃよ。だが、侮るではないぞ。その者も最強トーナメントへの出場が決まっておる。
   まだまだ無名だじゃがな。そういう意味でどちらも名前を売るにはよい機会だと思っての」

ニコニコと人懐こい笑顔で答える。

凉子(ちっ、タヌキが。男に勝って見せないと、観客は納得しないじゃない。女同士の闘いに
   なんの意味があるのよ)

徳川翁の説明を聞いても凉子は不満そうだった。


0ch BBS 2007-01-24