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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[972]TSUBASA DUNK:2009/10/28(水) 12:08:40 ID:7iCtOU0s
観客「待ってました!」「今日も面白い試合を見せてくれよ!」「バキー!!」

客席がさらに沸く。期待に胸だけでなく、体全体を躍らせる観客たちにより、東京ドーム全体が
揺れているのではないかという錯覚すら覚える。いや、この時、ちょうどナイターが終わった
時間帯で、家路についた観戦客たちが地震のような揺れを感じたという証言もあったほどである。

凉子「刃牙……『範馬』刃牙……」

久我「彼がここのチャンピオンだって。すごい人気ね。嫉妬しちゃいそうなくらい」

凉子(半馬の穢れた血……私は絶対認めないッ!!)

凉子は鋭い視線をチャンピオンに向ける。そして拳を固く握る。

久我「痛ッ!!」

凉子「あっ、ごめんなさい!!」

客席に連れられながら久我に引かれていた手はまだつないだままになっていたため、力の入った
凉子の手に、久我の手が握られてしまう。あわてて凉子が手を放す。

久我「握力は馬場さんの方が上かな」

まだ痛む手をブラブラと振りながら久我が言う。

久我「さて、チャンピオンの今日の相手はどんな選手かしら?」

申し訳なさそうに久我の方を見ていた凉子も、その言葉でまた若きチャンピオンの方を向く。

凉子(今の私にはまだアナタへの挑戦権はない。今日はお手並み拝見させてもらうわよ)


0ch BBS 2007-01-24