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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】


[973]TSUBASA DUNK:2009/10/28(水) 12:09:44 ID:7iCtOU0s
渇いた喉を潤すため、凉子はもう一口、飲み物を口に含む。

実況「本日、範馬刃牙選手に挑戦するのは……なんと、チャンピオンと同じ高校生!ドルジ
   選手ですッ!!」

凉子「ブーーーーッ!!」

凉子はたまらず飲み物を噴き出す。

久我「きゃあ!ちょ、ちょっと!!」

凉子「ゲホッ……ゲホッ……ご、ごめんね(なんでアイツがここにいるのよ)」

入場してきたのは海南大附属高校の体育館でよく見る男だった。凉子の意中の人とバスケ部で
ポジション争いをしている選手である。

凉子(確かに球技って体つきではないと思っていたけど……格闘技をやっていたなんてね)

実況「184cm、147kg、流派……相撲ッ!!」

相撲と聞いて客席からブーイングが起こる。

観客「相撲なんて実戦で使えるはずねえだろ!」「今からでももっとマシな相手に替えろ!」

日本の国技、相撲。しかし、その強さを信じている者は決して多くはない。あくまで様式の美。
また巨体が動くのを観る、あくまで娯楽として認識している者がほとんどだろう。心ない声を
聞いてドルジがつぶやく。

ドルジ「相撲は踊りじゃないっす」

刃牙「ああ、知ってるよ」


0ch BBS 2007-01-24