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【恋の季節】城山正の挑戦14【故意の季節】
[602]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/10/03(土) 01:02:34 ID:VSrXXxyo
城山「さてと、ボチボチかな」
雲ひとつない空を見上げると吸い込まれそうな感覚に襲われる。
かと思ったら本当に吸い込まれた。
城山「うをわーっ!
……っと。教会か。珍しいパターンで召還されたな」
中空に投げ出され、どうにか着地をするとそこはクリスの教会だった。側を見れば美津乃も既に来ていた。
クリス「いよいよですね。腕が鳴ります」
言葉どおり指を腕をパキポキと鳴らしてみせるクリス。
服装も普段のシスター服の上に簡素な作りながら丈夫そうなマントを羽織り、傍らには皮製のリュックも置かれている。
準備は万端のようだ。
城山「……なんかいつもと雰囲気違くないか?」
美津乃「私もそう思ってた。いつもっていうほどくりすさんのこと知らないけど。だいぶハイになってるみたい」
ひそひそと耳打ちしあう2人。
城山「そういえば今日練習こなかったね」
美津乃「クロと遊んでたから。この暑い中外で走り回ったりなんかできないって」
クロというのは美津乃の飼っているサバトラの子猫の名前である。
美津乃「もぉ〜クロが可愛くって、可愛くって。みぃとか言うんだよ、みぃって」
城山「こっちにもハイになってるのがいるな」
クリス「それではそろそろ時間です。行きますよ……」
いつものように呪文ではなくマントの中から大振りの蛮刀を取り出しそれで宙に魔方陣を刻み始める。
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0ch BBS 2007-01-24