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【恋の季節】城山正の挑戦14【故意の季節】


[621]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/04(日) 01:16:00 ID:oz334sj2
マスターに教えられた依頼主は酒場のある商業区域から少し離れた居住区にある民家に住む少女だった。

メル「おじちゃん達がミャンを探してくれるの?」
城山「おじちゃん?」

少女の言葉に左右を見回しおじちゃんに該当する人物を探してみるが
ヒゲ親父のズナッフのほかには自分しか居ないことに愕然とする城山。

美津乃「ま、もうすぐ三十路だもんね。SCの子達のお父さんでもおかしくないんだし」

ニタニタと意地の悪い笑みを浮かべて固まっている城山をつつく美津乃。

美津乃「そうだよ〜おじちゃん達が探してあげるよ〜」
メル「ありがとーおばちゃん」
美津乃「ガーン!」

同じく衝撃を受け硬直する美津乃。

チナ「……そちらの世界は知りませんが、エニウェアでは15、6で成人。20歳前後には家庭を持つのが一般的なので……」

暗にこちらの世界で24で独身は紛う方無き行き遅れであると告げている。
硬直してしまった2人を他所にエニウェア組の4人でメルと話を進める。

メル「ミャンがね、ミャンがね一昨日から帰ってこないの……ぐすっ」

鼻をすすり上げながら愛猫について話し出す少女。
まだ4歳か5歳くらいだろう、時折ミャンのことを思い出し泣きじゃくるのをどうにか宥めて情報を聞き出す。
城山と美津乃が硬直から解放されたのは丁度一通りの質問を終えたところだった。

城山「話終わっちゃったのか?」
ドン「ああ。相手はちっちゃな女の子だアレもこれも聞いたって話がグルグルするだけで有益な情報ありゃしねえよ」
ピノ「でも大体はわかったよ」


0ch BBS 2007-01-24