※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【恋の季節】城山正の挑戦14【故意の季節】


[713]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/11(日) 02:18:52 ID:swAMP+R6
空腹もなんのその猫神殿跡を土煙を上げて走り回るピノ。
しかし素早さにおいてはドンの数倍上を行っているはずなのだが情熱が空回りしたのか獲物、
もとい捕獲に成功したのは1匹だけだった。

そして

ズナッフ「……ドルーブのワシに何をしろと」

素早さの無さには定評のあるドルーブであるズナッフ。彼の長所である深い知識もぶっつけ本番ではなんの役にも立たない。
罠を仕掛ける準備もなく、行動パターンを把握する時間もなくただいたずらに猫の数メートル後をついて走る。
ただそれだけだった。

さらにもう1人。

城山「猫ー!ミャーン!」

いたずらに猫を追い掛け回す城山。
少しは知恵を使おうかと猫じゃらしをぴょこぴょこやったり舌を鳴らしてみたりしたが猫からは見向きもされなかった。

美津乃「なにやってんのシロちゃん」
城山「ん〜。猫を捕まえる方法を考えてるんだけど」
美津乃「そんなの簡単だよ。ほら」

体育座りをしている城山を覗き込む美津乃。
その頭の上には猫町に着てからずっと乗っけている黒猫。正確には手足の先だけ白いからブチ猫である。
そして抱えているのは立派な体格をした三毛猫。

城山「うわー捕まえたのか三毛猫。どうやって?」
美津乃「ラヴ、だね」

下唇を噛む正確な発音でこたえる美津乃。


0ch BBS 2007-01-24