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【恋の季節】城山正の挑戦14【故意の季節】
[868]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/10/20(火) 23:06:48 ID:M8+Mu1+M
再び場面はシロヤマンズの逗留する宿へ戻る。
太陽は王城の尖塔の向こうに落ち、町のそこかしこに魔法の明かりや火が灯され始める。
待ち行く人々はある者は家路に、またある者は酒場へと向かう。
そんな街中をシロヤマンズ一行はおニューのランタンに明かりを灯し、一路猫神殿跡に向かう。
美津乃「ランタンつけてバナナも持って。なんか遠足みたいだね」
城山「肝試しとかいろんなものと混ざってないか?」
美津乃「こんどSCの子達も連れてハイキングでも行こうか。私お弁当作るよ?」
城山「そりゃいいな」(美津乃ちゃん料理できんのかな。山森辺りにでも念のため頼んでおいたほうがいいかもな)
のん気なことを言いながら町を進むとぽっかりと常闇に沈む猫神殿跡が見えてくる。
既に明かりを灯さなくなって久しいのかまばらにある明かりにより帰って闇が深くなっている猫神殿跡。
しかしその闇を好み猫たちが夜な夜な集まってくるのもまた理。
ランタンの明かりを頼りにシロヤマンズが近づいていくとぽうっと小さな明かりが灯りルドルフが姿を現す。
ルドルフ「よくきたニャ」
美津乃「にゃ?」
ルドルフ「キャラ立ちを強めるための手段ニャ。気にするんじゃないニャ」
若干照れくさそうにしてはいるものの胸を張り、尻尾を立てたルドルフの姿は凛々しいものだった。
城山「約束通りきたぞ」
ルドルフ「うむ。よく来たニャ。さっそくバステト様に合わせるニャ。バステトさまー」
虚空に向かってルドルフが呼びかけると猫神殿の中央に光の柱が立ち上がる。
その柱は大地に円を描きその中央に猫の足跡のような魔方陣を描く。
美津乃「肉球だ。肉球形の魔方陣だ。かわいー」
そして一際大きな光の柱が魔方陣の中央から吹き上がる。
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0ch BBS 2007-01-24