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【恋の季節】城山正の挑戦14【故意の季節】


[978]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/30(金) 00:09:50 ID:hcCUD2qY
>>977 スレタイ案ありがとうございます。
美津乃の次元石の安否→ ダイヤ9 =無事だった。
クリスの次元石の安否→ クラブK =ただの石ころになってしまった。
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城山と美津乃が教会から出て行ったのを窓から確認しクリスは着替えを始める。

クリス「……あおの妖魔団を壊滅させられなかったのは残念でしたが、次に行った時にはボスの首を叩き落すだけ……」

ぼろぼろになったシスター服を脱ぎ捨てる。
その白磁のような肌は戦闘による煤や返り血が乾きこびりついていたが怪我はしていないようだった。
首からは巾着袋に入れた次元石が下げられおり、なんとなくそれを手に取り袋から取り出してみる。
鈍く玉虫色に輝いていた次元石はその輝きを失いただ石ころに変貌していた。

クリス「……!!」

たったの1回、まだ1回しかエニウェアに行っていないのに別世界へのパスポートは失われてしまった。
輝いていないように見えるのは汚れて曇っているからだと、脱ぎ捨てたシスター服でこすってみる。
だが次元石は輝きを取り戻すどころかそのままボロボロと崩れ砂となってクリスの手から零れ落ちた。

クリス「……これではエニウェアに行けない……」

あと少しというところまで生命の宝珠をもった妖魔団を追い詰めていたのだが奪取にまではいたらなかった。
次回エニウェアに行ければ砦攻略戦を継続できたが、行けないとなれば妖魔団はクリスは撤退したものとみなし
体勢を立て直し、アジトの場所も変えてしまうだろう。

クリス「……こんなことならシロヤマンズも引き連れて行っておけばよかった……」

足手まといになると踏み置いてきたのが裏目に出た。彼らを連れて行っておけば妖魔団を壊滅させることはできずとも
足取りを掴むことくらいならできたかもしれない。
クリスは着替えも途中のままベッドに倒れこむと枕を涙で濡らした。それは泣き疲れて眠りに落ちるまで続いたのだった。

クリスが次回エニウェアに行けなくなりました。シロヤマンズには影響はありません。


0ch BBS 2007-01-24