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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】


[104]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/30(日) 23:39:38 ID:???
にやにやと笑みを浮かべながら衣玖の話を聞く天子。
彼女は決して、嫌らしい攻め方をするのが嫌いだという選手ではない。
むしろ、相手の弱みなどがあれば積極的にそれを突き、必要さえあれば相手を欺く事すらある。

天子「なら……さっさとそいつらを潰せば?」
衣玖「ほぼオータムスカイズの守備はガラ空きと考えていいでしょう。
   その為にも、前半はあえて彼女達のいる場所を攻めて行きます」

必要以上に相手に動き回らせれば、それだけ相手の体力の消耗も早くなる。
当然、相手の守備の要を攻めるのだからボールを奪われる事も多くなるだろう。
それは即ち、相手の攻撃の機会を無用に増やしてしまう事になるのだが……。

萃香「それは私が止めればいいって事だぁね」
衣玖「ええ、そうです」

何時の間に起きたのか、ふわぁと欠伸をしながら伸びをする萃香が呟き、衣玖がそれに答えた。
幻想郷トップクラスのゴールキーパー、伊吹萃香。
彼女がいる以上、相手の攻撃機会が増えても恐れることは無い。
それだけに天子と衣玖は、思い切った攻撃を仕掛ける事が容易に出来るのだ。

更に作戦を煮詰めてゆく衣玖と天子を見ながら、萃香は瓢箪の酒を呑む。

萃香(さぁて、どうなるかなぁ? 昨日の試合を見た限りじゃ楽しめそうだったけど……。
   ま、戦ってみりゃあわかるね。
   少しでも私を本気にさせてくれれば、めっけもんってとこなんだけどな)


0ch BBS 2007-01-24