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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】


[282]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/02(水) 20:44:03 ID:???
>天狗G→  クラブ3 ドリブル 42 +(カードの数値)=45
>ヒューイ→  ハートK タックル 43 +(カードの数値)=56
>≦−2→オータムスカイズ、ドリブルを阻止。
>※ヒューイがKを出して勝利したのでタックル+1、更に必殺フラグ(タックル)を入手!
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妖精、という種族は幻想郷においても下位の種族として扱われる。
基本的に頭があまり良くなく、力もそれほど強くはない。
一方で、天狗という種族の妖怪は妖怪の山に社会を作りその中でも上位に位置する種族として立場を確立している。
だからこそ、天狗Gの中には完全に抜けるという自信――否、油断があった。
スピードに任せた、天狗特有のやや強引にも見えるドリブル。
その速度の前ではたかだか妖精程度では追いつく事すら出来そうにないが……。

天狗G「……な!?」
ヒューイ「うわ〜い」

不意に右頬を風が撫でたかと思うと、天狗Gは足元に違和感を感じる。
咄嗟にそちらに目を向けてみれば、なんと完全に抜いた筈と思っていた妖精――ヒューイが、右側からボールに足をかけている。
呆気に取られる天狗Gを尻目にヒューイはにこりと笑うとそのまま一気にボールを奪い取り。
やや戻り気味の位置にやってきていた橙へとすぐに渡す。

こいし(うわ〜、や〜らしいディフェンスするなぁ)

ボールを奪えた、という事に歓喜をするヒューイを観客席で見守るこいしは一人ごちる。
あの瞬間、天狗Gは正面からヒューイを抜き去ろうとスピード任せのドリブルを仕掛けた。
それに対して正面から向かっては、素早い天狗……すぐさまかわされてしまうのがオチだろう。
故に、ヒューイはあえて横にズレ、真横から天狗Gの足元のボールを一瞬で掻っ攫おうとしたのだ。

こいし(下手すれば相手の足を直接削りかねないのにね。 意外に度胸あるわ)


0ch BBS 2007-01-24