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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】


[530]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/04(金) 22:34:36 ID:???
まだまだこれからだと行ってはみたものの、既に時間はロスタイム。
その後特に試合が動く訳でもなく、すぐに審判の前半終了を告げる笛が鳴り響く。

観客席からはオータムスカイズの再三の攻撃が実らない事に対しての疑念。
そして、得点を挙げた天子に対する賞賛の言葉が上がり。
それを聞きながら天子、そしてその後ろを衣玖が追いかけベンチへと戻っていく。
一方で反町はスコアボードに刻まれた0と1の数字を睨みつけながら拳を握り……。

萃香「ぅやあ〜、反町」
反町「! 萃香さん!?」

不意に、いつの間にか近寄ってきていた萃香に話しかけられ一瞬戸惑う。
萃香はやはりとも言うべきか瓢箪を呷っては時折ヒックとしゃっくりをしており。
その雰囲気からは先ほどゴール前で受けた悪寒のようなものが全く感じられない。
この小さな体で一体どうしてあれだけのセービングが出来るのだろうと反町が疑問に思っていると……。

萃香「それにしても、お前もあの虫っ子も案外やるもんだねぇ。 正直、予想以上だよ」

そうは言われても、現状萃香からはまだ一点も取れていないのだ。
その言葉で簡単に喜べる訳もない。

萃香「でもまぁ、ここらがお前さん達の年貢の納め時って奴かねぇ〜。
   1点取っちまえば、もう私達が勝ったも同然だぁ〜。 ま、ご苦労さんだぁね」
反町「…………」


0ch BBS 2007-01-24