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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】
[684]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/09/06(日) 21:22:32 ID:???
>D.「選手としては天子さんの方が上なんだ、仕方ない」 はっきりと言う
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反町がそう言うと、穣子に肩を貸していた静葉は振り向き……他の者達も反町へと一斉に視線を向ける。
ここまで疲弊し、困憊の様子の穣子に対して追い討ちをかけるような言葉。
まさか基本的には温和である反町がそのような事を言うとは思ってもいなかった為か一同は驚き目を丸くする。
だが、言われた当の本人である穣子は特に驚いた様子も無く。
むしろ、わざとらしく大きく溜息を吐いてから薄く目を細めて反町へと視線を向け口を開く。
穣子「……随分ハッキリ言うわね」
反町「お前のことだ。曖昧に言ったら、むしろ怒るだろ?」
穣子「そりゃそうよ」
さばさばとしており、同情などといったものを嫌う性格の穣子。
仮に反町が優しい言葉をかけていたなら、逆上をしていたのは想像に難くない。
穣子「そもそも、私らん中で総合的な能力があっちの名有りの選手に勝ってる奴なんて殆どいないしね。
……悔しいけどさ」
穣子の言う通り、オータムスカイズにいる最高の総合力を持つにとりですら。
総合的な力では緋想萃夢格闘一派の永江衣玖にも及ばない。
チームとしての格は強豪でも、このチームには強豪の格を持つ選手は一人としていないのだ。
天子にマークについたところで、そうそう簡単に封じ込める事が出来る筈もない。
穣子(……この大会、言ってみりゃ運が良かっただけだものね。
実際、私も妖夢やらなにやら止めた事はあるけど、それもあくまで零れ球にするくらいが精々だったし)
反町に言われた言葉を心の中で繰り返しつつ、穣子はチルノと共にベンチへと下がる。
サンタナ、そして妖精1の肩を叩いて後は頼んだわと呟くと疲弊した体を休めようと全身から力を抜いた。
穣子(体力も無い、競り合いも弱い、これじゃマークになんかつける訳ないのよね……。
……今はよくても、このままだと絶対に駄目になるわ)
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0ch BBS 2007-01-24