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【鬼は】幻想のポイズン11【鬼だった】
[346]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/09/12(土) 00:59:20 ID:???
>D.香霖堂に行ってみるか…。
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反町(どうせ暇だしな……ちょっと行ってみるか)
反町はそう考えると、ちょっと散歩に行ってくると言い残して家を出た。
一人で出歩くのは危険かと思われたが、まだお昼だという事で妖怪に出くわす事もなく。
反町はもう何度も魔法の森近くまで来ている為、迷う事なく香霖堂へと辿りついた。
一応ノックをした後、返事は無かったものの反町は扉を開き中へと入る。
埃臭いにおいが反町の鼻をついたが、やはり店内奥に一人忽然と佇んでいる眼鏡の店主は気にした風でも無いらしく。
反町が来た事に対して目をちらりとこちらに向けた後、すぐにまた本へと視線を戻していた。
反町「えっと……すみません、新聞広告を見てきたんですが」
このままでは埒があかないと判断した反町は、思い切って声をかける。
すると店主は小さくほう、と呟いた後。
読んでいた本を畳み、反町の方へと向き直ったのだった。
???「求人広告かな?」
反町「はい、そうです」
???「ふむ……そうか。 うん? そういえば君は以前にここでサモナイト石を購入していった子だね」
反町「はい、仕事を探しにきました」
???「……うん、では適当な場所にかけてくれ。 少し話す事がある」
店主は反町を見やりながら、やはり無表情で適当にかけてくれという。
反町は視線を周囲に向けた後、売り物と思わしき椅子におっかなびっくり座り店主の顔色を伺うが……。
店主はやはりそれほど気にした風ではないらしかった。
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0ch BBS 2007-01-24