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【鬼は】幻想のポイズン11【鬼だった】


[477]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/13(日) 00:20:12 ID:???
息を荒くしながら、恐らくは走ってきたのだろう。
妖夢は両手の剣を杖代わりにしながら地面に立ち、ぜーはーぜーはーと息を吐きながら反町達を見る。
まだ全員が揃っていないという事を確認してほっとしたのか、その場に崩れ落ちるとチャキン、と剣を鞘に収めた。

美鈴「どうしたんです? 剣なんて持って、また何かあったんですか?」
妖夢「いえ……ちょっと、野暮用で。 ……しつこいマスクマンを斬っていただけですから」
反町「?」
妖夢「いえ、何でもない。 何でもないです」

どこか疲れきった様子でそう呟く妖夢。
単に体を動かしたからとかではなく、精神的にも参っていそうだったが。
あえて反町達はそれには触れず、残りの二人を待った。 そして……。

衣玖「お待たせしました、おはようございます」
お空「うにゅ」
反町「あれ?」

待望の待ち人――霊烏路空と永江衣玖の二人が、揃ってフィールドへと現れた。
その姿を見て、反町達は思わず顔を見合わせ首を捻る。
同じチームではない二人がどうして一緒に?と、誰もが思う疑問。
その様子を見ていた衣玖はお空の肩に手を置きながら反町達に説明をする。

衣玖「こちらの空さんが道で迷っていると考えまして、周辺を探していた次第です。
   案の定迷っておられましたので、これこの通り保護をし連れてまいりました」
お空「うにゅ」
反町(……出来た人だなぁ)


0ch BBS 2007-01-24