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【記録よりも】森崎in異世界6【記憶に残る者たち】


[358]キャプ森ロワ:2009/09/25(金) 23:46:50 ID:9CJwhr4s
ヤン(…全く…急にも程があるな…恐らくはもう崩壊しつつあったのだろうあの世界は…締め出しを食らったわけか…)
ヤンも首を振りつつ現状把握を務めていると、

カミーユ「ヤン提督…」
カミーユが重苦しい雰囲気で声を掛けてくる。何が言いたいのかは当然察しているヤンは一つ頷きを見せ、

ヤン「皆…試合で疲れていると思うが…夕食の後で話がある。夕食後はそのまま食堂にいてくれ」
その言葉は普段のヤンの落ち着きを払った口調ではなく、緊張を持って伝えられる。それ故に事情を知らないものは
何事かと構え、事情を知っているものは何となく顔を伏せる。

シュナイダー「…夕食後か……モリサキ?どうした?」
シュナイダーが立ち尽くしている森崎に声を掛ける。森崎は右手を差し出したままその手を軽く握りこんだ体勢で
全く動こうとしない。そしてその右手は小刻みに震えていた。

夕食はいつもと違って静かだった。皆一様にヤンの話の内容が良くない事だと何となく悟っているようだった。
森崎も一応は手を動かしてはいたが、その行動は機械的で自分が夕食を食べた事さえ覚えていなかった。
そして夕食が終わり、ヤンが伏せていた最後の事実を語り、それを皆は固唾を呑んで聞き終えると…

ティーダ「そんな…そんな馬鹿げた話があるかよ!!」
ティーダが真っ先に席を立ち上がり怒りを爆発させると、それに反応して、

リンダ「そ、そんな…それじゃ…マリクやジョルジュ達は…」
ドーガ「嘘…だろ?マルス様や…テンプルナイツの皆は……」
チキ「うそだぁーー!!うわあああん!!マルスのお兄ちゃんがぁ〜!!おじいちゃまがぁ〜!!」
縁のあるものが今までの試合の相手としていたリンダとドーガは呆然としながら床にへたり込み、チキは建物が壊れんばかりに
泣きじゃくる。


0ch BBS 2007-01-24