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【記録よりも】森崎in異世界6【記憶に残る者たち】


[508]キャプ森ロワ:2009/10/03(土) 16:38:43 ID:5Rg2Ins2
ピエール(ラブマリーとの一戦…ワンツーを仕掛ける場面が多くなるかもしれない…始動が俺からにせよ相手からにせよ
相手の呼吸を読んでしっかりとパスに自分の意思を込める…)
ピエールはフランスJrユースでの相棒であるナポレオンとのコンビ技エッフェル攻撃のイメージを思い浮かべながら、
相手に合わせる丁寧なパスを心がける。そしてある程度イメージが纏まったところで、様々なメンバーとワンツー練習を
繰り返し、スピード、精度を高めていくと、流石にエッフェル攻撃までとは行かないがかなりの速度でのワンツーが
どのメンバーとも繰り出せるようになっていた。

その日の練習が終り、夕食を済ませた後にいつも通りに談話室へと皆集まり、決勝へ向けての意見交換が
活発に行われる中、鳩時計8時がになろうと言うところで…

ジリリリリリリリリ

と電話が鳴り響き、受話器を森崎が無言でとる。

ジョアン「決勝進出おめでとう!」
第一声がこの雰囲気と不釣合いと言ってもいい明るく暢気な口調だった。しかし森崎はあくまでそれを冷静に流し、

森崎「そんな事はいい…それで決勝はいつだ?」
とだけ述べる。

ジョアン「フン…相変わらずせっかちじゃ…それでは長生きできんぞ?」

森崎「生憎太く短くが俺の理想なんでな…それでいつだ?こっちはお前と長々とおしゃべりしたいとも思ってないんでな」
ジョアンの軽口を森崎はバッサリ切り、やはり淡々と用件を伝えると、ジョアンは大きく溜息を付いて

ジョアン「いつも通り日時は3日後。時間は前と同じじゃ…それで…」
とまだ何か言いかけていたが、森崎は日時だけを聞くとさっさと受話器を置いた。そして森崎に視線が集まる。


0ch BBS 2007-01-24