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【記録よりも】森崎in異世界6【記憶に残る者たち】


[596]キャプ森ロワ:2009/10/11(日) 23:56:16 ID:???
森崎「…そう言えばあの豆食ってから……くそ〜ッ…料理食ってからあの豆食えば良かった…」
頭を抱えて後悔するも時すでに遅し。そうして森崎は最後の晩餐は豆1粒食べて終了というある意味寂しい結果となってしまった。

そんな事はあったが、この時ばかりは皆明日の事を忘れ、夕食に舌鼓を打ち、談笑に花を咲かし、笑顔の絶えない夕食だった。
そしてその笑顔を見ながら森崎は思う。

森崎(…俺は今まで常に自分の事だけを優先してきた…そうしなければ“あいつ”に対抗できないと思っていたからだ…
今でもそれは間違っていたとは思わんが…そのせいで俺はいつしか他人を自分にとって使える駒かそうでないかというだけで
判断するようになってしまっていた…中山や早田ですら俺は駒として見ていなかったかと言われれば……違うとは
言い切れない自分がいる…でもここにいる連中は…そうじゃないと心から断言できる)
そんな事を考えながら物思いに耽っている森崎に

ティーダ「うわぁ〜…旨そうなオムライスッス〜…あれ〜?どうしたッスか?森崎食べないの?」
ティーダはニヤニヤした笑顔でオムライスを嫌味ったらしく森崎の目の前で食べてみせる。

デスマスク「ではこちらの料理は俺が代わりに頂いてやろう…」
そしてデスマスクも口の端を吊り上げ悪人顔で森崎の分として作ってあった料理に手を付ける。

森崎(…前言撤回…こいつらなんぞ仲間でもなんでもねぇ…)
そしてそれを無論森崎は黙ってみているしか出来なかった。

夕食が終わり後片付けをすると、いつもなら談話室で雑談でもという流れなのだが、特に示し合わせたわけでもなく、この日は
皆思い思いに自分の部屋へと戻っていく。楽しいひと時に別れを告げ、それぞれが明日という現実に向き合う最後の時間を過ごす為に…


0ch BBS 2007-01-24