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【探そうぜ】幻想のポイズン12【Mっパゲ】


[645]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/25(金) 18:58:36 ID:???
>B.「後半は俺はフォローに回るよ、前半ボールに触れてないお空にボールを集めよう」
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折角のオールスターなのだから、お空にもボールを……と反町が言うと。
お空は諸手を上げて喜び、静葉もそれを微笑ましげに見て反町の言葉に同意する。
既に反町の体力も半分以上消費をしてしまっており、試合に勝つ為にも最善の策と言えるだろう。
ただ、唯一……妖夢は腕を組んで首を捻りながら反町の出した指示について疑問を持つ。

妖夢(フォローに回るって……果たしてフォローが出来る程の能力でしょうか?
   ……私の言えた義理じゃありませんが、競り合いなどは苦手でしたよね?)

和やかな雰囲気に水を差す訳にはいかないと思い、口には出さないものの。
競り合いの弱い反町が本当にお空のフォローに回れるのかと妖夢は疑るのだった。

※お空の評価値が上がりました。

一方、ゴールを決められた天子チームの面々は揃って苦々しげな表情を浮かべていた。
1点を取られたまでは想定内だったものの、追加点を取られ離されるというのは想定外。
天子チームも散々攻めたものの、まるでゴールを奪えずカウンターを決められてしまった。

天子「っていうか、何やってんのよあんたは!? なんであそこで決めらんないの!!」
リグル「……きゅ、急にボールが来たので」

特に非難はキーパーが飛び出し、絶好のチャンスとなっていた場面を決められなかったリグルに集中する。
顔を真っ赤にして地団太を踏みながら怒る天子を前に、リグルはいつものような余裕の表情を浮かべておらず。
触覚も萎びらせてすっかりしょげ返っていた。

リグル(くっそ〜……浮き球なら……。 私のリグルキックなら、こんな事なかったのに!)


0ch BBS 2007-01-24