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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ5


[508]キャプテン三杉(仮):2010/01/08(金) 16:45:49 ID:???
一通りプレーを終え、三杉は一息ついた。
現状はそこまで暗くないが、楽観は決してできない。
世界の猛者達は例外なく、この半年間で更に腕を上げただろうから。
だが三杉の自信は揺らがない。
自分の才能と、この身体と、そして今の貪欲な心があれば、必ずそれを覆せると信じていた。
そんな思いに耽っている三杉に声をかける者がいた。


弥生「ご主人様。」

三杉「あ、弥生…。」

弥生「フフ…ここに居ると思っていました、リハビリ昨日で終わりでしたものね。」


青葉弥生だった、リア充乙と言わざるを得ない。
三杉の順調な回復の裏にはこの少女の存在があった。
リハビリを支え、サッカーの情報を三杉に伝えに毎日のように三杉の側にいたのである。
三杉はそんな弥生の優しさが嬉しく、愛しく、その献身に応えるかのように厳しい言葉を浴びせてきた。
傍から見(る機会があ)れば何とも酷い関係に見えるのだが、それが2人の世界なのである。
弥生は三杉に尽くすことが楽しく、それを厳しい態度で返されると益々内なる母性が燃えた。
三杉はそんな弥生が最も喜ぶ態度で返していたのだ、、、勿論自分も楽しんでいた。
これも一つの愛なのである。
ただし、この物語での二人はアハンウフンな関係にはなっていない。

そんな弥生を三杉は寂しそうな目で見つめた。
これからの道程を思い・・・



0ch BBS 2007-01-24