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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ5


[585]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:00:06 ID:5QZQKFTM
>>東方と絡むことの是非
数が多いから需要があるのか、それとももう飽和しているのかはデータを作る時にもちょっと悩みましたね
その妥協案として幻想ポイント制度を考えてみたんですが、序盤なので効果のほどはまだ未知数ですね……
まあ、虻蜂取らずになりかねないシナリオを組んだ私の所為ですが
とりあえず暫くはキャプ森寄りの展開が続くので、様子を見てご判断ください
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〜朝〜

大前「……なんか妙な夢を見たな」

寝惚けまなこを擦りながら、少年は身体を起こした。
彼の名前は大前良(おおまえ・りょう)。
小学校時代、少しは名の通った学校のサッカー部に入っていた、サッカー好きな少年である。

大前「あのまま向こうに居られれば、気心の知れた連中とサッカーが出来たのになぁ」

だが、そうそう上手くは運ばないのが人生というものである。
卒業を控えた先月のこと、父親が突然会社の辞令を受けて転勤するという運びになった。
もちろん、彼もそれに付いていく形で他県の中学に入学することとなる。
エスカレーター式に中等部に上がり、幼な友達とサッカーを続けるという選択肢は、強制的に断たれた。

大前「今日から通う学校は、県内じゃサッカーが強い方ってのが辛うじて救いだな……。
ま、評判倒れでなければいいんだけど」

これから通う学校は、サッカーの強豪・鳴紋中学。
同じ市内の清栄学園中等部と全国出場を争うという、県内一二の名門だ。
慣れ親しんだ環境から離れた不安と、これからへの期待。そしてほんの少しの自負心。
そんな感情が、少年に強気な軽口を叩かせたのだった。

大前「さて、行きますか!」

そうして大前少年は、新品の通学カバンと使いなれたスパイクを入れたナップザックを手に、新天地に向かうのだった。


0ch BBS 2007-01-24