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キャプテン森崎外伝スレ5
[587]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:02:45 ID:5QZQKFTM
呆然とする大前の眼前で、矢の様な鋭いセンタリングが上がった。
ガラの悪そうな上級生「へっ。悪いが頂くぜ、先輩さん方ようっ!!」
声を発すると同時、フォワードらしき上級生が地面を蹴った。
ボールが通る位置に向けて、鞭のしなりを持った脚が伸びる。ジャンピングボレーだ。
大前(決まった!)
胸中で当然のことのごとく断じる大前だったが、
温厚そうな上級生「ポジショニングが甘いな」
ポンっと軽い音を立てて、センタリングがカットされる。
弾いた? 一瞬そう思ったが事実は違った。
絶妙なタイミングで放たれたはずのセンタリングは、まるで彼へのパスだったかのように足元に落ちている。
そして、続けざまにドリブルに移っていた。
大前(はぁ!? 普通、弾くだろ! それが精一杯なのが普通だろ!?)
上級生A「げげっ!? アレを取るのかよ!?」
上級生B「くっそう……やっぱ3年は格が違うぜ」
ガラの悪そうな上級生「ンなこと言ってる場合か! さっさと戻れ!」
温厚そうな上級生「悪いね。もう遅いんだ」
ポーンっ。
声と同時に、弓なりの縦パスが飛ぶ。
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0ch BBS 2007-01-24