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キャプテン森崎外伝スレ5


[610]タイトル未定:2010/02/11(木) 00:22:02 ID:rDzYN5XE
〜一方、その頃〜

鳴紋中学サッカー部で新入生の乱入が起こっていた頃、その好敵手である清栄学園も同じような騒動に見舞われていた。
しかし、その結果はというと、まるで正反対だったのである。

バシュ!
ククク……。
ズバッ!

大きく弧を描いたボールが、ゴールネットに突き刺さった。
いわゆるバナナシュート。変化系のミドルシュートの代名詞である。
回転を掛けたシュートとしてはポピュラーなものであるが、驚くべきはその変化量とスピード、そしてそれを放った選手であった。

清栄3年生A「な、なんてシュートだ。1こんなに曲がってくるなんて、本当に1年生が撃った球かよ!」

清栄3年生B「去年は県下で一二を争った小学生だったって? ……断トツだったの間違いじゃないのか?」

県内では鳴紋中を除いて敵無しと言われた清栄学園中等部のプレイヤーたち。
彼らは一様に、グラウンドに立つたった一人の一年生に、心からの慄きを感じていた。

少年「あーあ。これがウチの県のトップクラスだって? もう弱いチームで戦わなくて済むって思ってたのに、期待外れだぜ」

清栄2年生A「くっ……好き勝手言いやがって……!」

清栄2年生B「だ、だが実力は本物だ……これで今年の県大会は、貰ったも同然――」

清栄2年生C「こ、こんなクソ生意気なガキを認めろってのかよ!?」

少年「……憂鬱だなぁ。こんなチームで全国を目指すのかよ」


0ch BBS 2007-01-24