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【恋は】幻想のポイズン13【毒薬】


[130]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/29(火) 19:38:43 ID:???
>常識に囚われず断られた→ ハートQ =早苗「…………」 すごすごと帰っていった
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ここまで言われて、相手が自分に気が無いのだと悟らない程早苗も馬鹿ではない。
むしろ(自称)恋愛上級者と名乗る程の者なのだから、自分の付け入る隙は無いのだと感じ取った。
早苗は最後に一つだけぺこりと頭を下げると、そのままふらふらと空を飛んで妖怪の山方面へと飛んでゆく。
どことなく哀愁を漂わせる早苗の背中を見送りつつ……。
反町はどこか苦笑をするにとり、そして穣子に目線を移した。

穣子「お疲れさん、いやぁ、モテるわねぇ。 流石はオールスターMVP」
反町「勘弁してくれ……」

ニヤニヤと笑みを浮かべる穣子の言葉に気だるげに答えつつ。
反町はにとりと穣子に一体彼女は何なんだと問いかける。
最後の方こそ割と普通だったものの、いきなり抱きついてきたりどう考えてもまともな人ではなかった。
質問を受けたにとりは困ったように頬をかきながら、至極言い難そうに説明をする。

にとり「うん……まあ、反町も知ってるとは思うんだけど、彼女は東風谷早苗。
    守矢フルーツズのキャプテンであり、守矢神社ってとこの風祝……巫女さんみたいなもんだよ」
反町「ああ、それは知ってる」
にとり「実はあいつも、反町と同じように外の世界からやってきた人間なんだ」
反町「え? そうなのか!?」

確かに、見た目だけで言えば反町ともそう変わらないようだったが……。
緑の髪に腋出し巫女服と、どう見ても外の世界では奇抜な外見をした少女だった為。
てっきり彼女も当然この幻想郷の人間だと思っていた反町。
驚く反町に、にとりは更に続ける。


0ch BBS 2007-01-24