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【恋は】幻想のポイズン13【毒薬】
[192]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/09/29(火) 23:21:40 ID:???
>A.「あの……こんにちわ」 とりあえず話しかけてみよう。多分悪い人じゃない…と思う
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反町が話しかけると、一瞬その少女は驚いたような顔をしたが……。
すぐに起き上がり、涙を拭うと反町に向けて丁寧に挨拶を返す。
その背後では未だに男性の顔をした雲がいたのが少し気になったが……一応話が通じる人のようだ。
???「ええ、こんにちわ。 あなたは里の人かしら?」
反町「いえ……里の近くには住んでますけど、里の人間じゃないです。
あの、あなたは……」
一輪「ああごめんなさい、私は一輪。 雲居一輪よ。 こちらは雲山。 どうぞよろしく」
反町「はあ……えっと、俺は反町一樹です」
握手を交わす一輪と反町に、やはりそれを睨みつけるようにして見つめている男性の顔の雲――雲山。
やたらと痛い視線にほとほと困りつつも、反町はやはり名前があるという事は意思を持っていて。
つまりはこの一輪、そして雲山も妖怪なんだろうなあ……と考えながら。
どうして空から落ちてきたのか、と一輪に問いかけてみた。
すると一輪は苦笑いをしつつもどこか誇らしげに胸を張り、語りだす。
一輪「まあ、ちょっとした腕試しをしたんですよ。
姐さんの封印を解くに値する人物がやってきたかどうか、ちょっとね」
反町(封印? うーん……よくわからないな)
一輪「彼女達の集めた飛倉の欠片があれば、姐さんも復活されるわ!
ああ、長かった……長かったわね、雲山」
雲山「…………」
おいおい、と泣き始める一輪を抱きしめるようにして覆う雲山。
とてつもなくシュールな光景である。
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0ch BBS 2007-01-24