【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

[122]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/10/02(金) 15:14:15 ID:???

松山「そうそう、来る前に諏訪子さんが席は⑤だよって言ってた言ってた」

⑤のテーブルを探しながら周り見ると、皆は既に、目当ての料理が並ぶテーブルの前に陣取って談笑していた。
しかし紅魔館から貸し出されてたメイド２人の姿だけは見えない。
居るべき場所へ帰ったんだなとちょっとだけ残念な思いに耽りながらも……受け止める。

松山「(居るべき場所……俺ならどこなんだろ？)」

普通に考えれば、それは現実世界で――富良野しかない。
が、松山は思考を拡げてもっと広義の意味で考えようとして……

心ここに在らずの雛がいるテーブルで、異様なまでの存在感を振りまく一品の料理に思考中断を余儀なくされた！

松山「……何これ」
雛「……松山さぁん」

松山の疑問声に振り向いた雛。ぶっちゃけ涙声に近かった。
その向こうにあるテーブルの番号は⑤。松山が諏訪子に教えられた自分の番号と……合致する。
しかしどうにも認め難くて、受け入れるに厳しい。何故ならば並んでたのは、土粥とコーヒー牛乳だったからだ。

＊土粥とは飢饉の時に食べられてたと云われる腐葉土と水だけを用いて作られた非常食です。
＊コーヒー牛乳とは牛乳に珈琲を入れ足して味付けした飲み物です。

前次写

0ch BBS 2007-01-24