【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

[192]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/10/03(土) 19:22:14 ID:???

松山「(俺も空いた時間は誰かと話して潰すことにしようっと。……ん、入り口の方から？)」

椅子にはまだ座らずに、行動しようとした松山は、廊下から聴こえてくる上機嫌さが伝わる鼻歌に気付いた。
壁際の松山の席まで聴こえたのだから、広間の者達も当然気付いている。
そして間もなくして、二本の角を生やして瓢箪腰にぶら下げた少女が顔を出した。
パーティーが始まる前から酒気を振りまきながらの千鳥足で、少女、伊吹萃香はひょこひょこと広間に入ってきた。

萃香「おぉ集まってるね。……山の彼奴等はいないん？」

そう訊ねたが、相手は広間の松山達じゃなく、すぐ背後にいる……いつからかいなくなってたにとりにだった。
入り口に面している⑧番テーブルにいたにとりは、ちょっとした用件を思い出してこっそり部屋に戻り……
また広間に帰る途中で、新しくできた大広間を知らない萃香につかまり、案内を(強制)頼まれたらしい。

にとり「今日はイーグルスのみんなだけで無礼講というお達しらしいんです」
萃香「ふ～ん？賑やかさは足りないけど、それも悪い選択じゃないね」

そこで松山が、萃香に挨拶しようと歩いて近寄ると、にとりのリュックが開いて中から何かが飛び出してきた。
飛び出した影は、そのまま松山の左肩に乗る……部屋で留守番させてたシャンハイだった。
無言のままで松山を見てるが、寂しい思いをしてたのか表情に活力がなく感じる。

前次写

0ch BBS 2007-01-24