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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】


[474]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/12(月) 22:26:25 ID:???

あっさり述べた発言内容にすぐには理解が追いつけずに、松山は目をぱちくりさせて問い返してしまう。
霊夢はむっとし、何か見解の相違があることに気付いたらしく、基本的なことを逆に訊き返してきた。

霊夢「光。玄爺をどんなイメージで見てるの?」
松山「どんなって。……人間? あ、ここのみんなみたいな妖怪かな?」
霊夢「どちらも違うわよ。見た目も何もかも亀らしい亀。サッカーできたり術は使えるけどね」

それもまたすぐに理解するには、松山の思考回路も柔軟には出来ていなかった。
だが、思い返せば。玄爺のプレーを見ようと資料を読み漁った際、多数の必殺シュートを防いでたのは、そう確か。

松山「そう……亀」

松山はつい目を背けてた自分に当てつけるみたくシニカルに笑ってしまう。
だが、同時に、そうとわかれば大した問題でもないと思えた。
杜矢のような存在もいるし、多くの妖怪も元は猫だったり狐だったり傘だったりするのだから。

松山「うん。全然大変なことなんてないね! むしろ動物いいよね!」
霊夢「ん? そういえば思い出した。光がすぐ会いにいくと思ったから、あれから食べ物持っていってなかったっけ」
松山「た、大変だああああああああああああっっっ!!!!!?」

期待の新戦力候補まさかの餓死かと、叫び出してしまった松山に広間の全員の視線が集中する。
赤面しつつ取り繕ってから……松山はすぐにでも神社の池に行ってみることを改めて霊夢に伝えた。

松山「(パーティー中なのに……次から次へと問題が圧し掛かってきてる……嗚呼もっと平穏に過ごしたい……)」

今更ながら己の浮き沈みの激しさに愚痴っぽく嘆息しながら、松山はカペロマンが意識を取り戻したか目を傾けた。



0ch BBS 2007-01-24