【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

[52]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/09/29(火) 23:28:16 ID:???

前にも似たような経験があるのか、女剣士は仕方ないでござるな～と何か含めた笑いを浮かべて松山を見つめる。
そろそろこうした状況にも耐性がついたか、松山は速やかに腕輪について話を戻した。

松山「じゃあ……何が透視できるんです？」
女剣士「ダンジョンの中で、モンスターの数や落ちてるアイテムなどが離れた場所から判るんでござる」

何気なく説明されたが、松山はそれが物凄いことだと気付いて大声を上げて驚いてしまった。
そんな腕輪があれば、アイテムをさっさと拾って、モンスターと会う危険も冒さず回避できる。
だが女剣士は、最初この腕輪を手にした自分と同じ反応をする松山を懐かしむように見て、やんわり否定した。

女剣士「そう事は上手く運ばんでござるよ。透明状態のモンスターも偶にはいて、そちらは見抜けん」

そう言いながら、女剣士は透視の腕輪の数残りは4つと確認した。

女剣士「ふむ、4つか。これだけあれば一つくらい譲ってもいいかもしれんでござるなぁ……」
松山「！(これはチャンス……なのか！？だけど女剣士さんは迷ってるようだぞ。どうする！？)」

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0ch BBS 2007-01-24