【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

[609]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/10/15(木) 23:07:04 ID:???

スプーンの転がる音はしなかった。
そうできる程の力も出せなかったというべきで、松山は完全に燃え尽きた様相で、意識も彼方に飛んでいる。

シャンハイ「ひっ、光様ッ！？大変です、誰かきてくださいー！」

主人の尋常でない状態を見て、シャンハイが切迫し悲鳴を上げてすぐに近くのテーブルからレティがやってきた。

レティ「一体どうしたの！？完全に気を失ってるわよ……！？」

パーティー中の変事に、レティも驚きに我を失いかけるが
すぐにこの場で最も医療の心得がある鈴仙を名指しで呼んだ。
やってきた鈴仙により、松山は追加の解毒薬や胃腸薬、消化を助ける薬や電解質代謝に作用する投薬までされて……
その後シャンハイと、男手のカペロマンとフライハイトによって、部屋まで運ばれた。

カペロマン「あ～あ～……なんてこった。だから無茶すんなって言ったのによ」
フライハイト「今回は素直に同感だね……やっぱり止めるべきだったな」

布団を敷き、そこへ寝かしつけられて、冷えた手拭を額に乗せてから
フライハイトの説明を受けたシャンハイが、手拭を取り替えたりして看病に就いた。
こうして守矢組に加えてキャプテンの松山まで不在になるという、稀有な事態に陥ったが……

諏訪子「全くもう。いくらショックなことがあったからって、飛び出したりするのはしちゃ駄目だよ」
早苗「うう、申し訳ありません……ただいま戻りました。……あれ、何かあったんでしょうか」

早苗を連れ戻してきた二柱の帰還で、すぐに混乱は収拾されて、パーティーは続行。
そのまま二次会突入の運びとなり、今度は射命丸の知らせを受けた部外の者まで加えての夜通しの宴会となった。
しかしながら……当然、松山には関わることが叶わないことであった……。

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0ch BBS 2007-01-24